現在告知中の「第一回マジ合コン」ですが、女の子からは若干問い合わせを頂いていますが、予想に反して男の方からはあんまりメールが来てません。…みんな冗談だと思ってるでしょ!? 本気でやりますよ! マジな合コン! …まあボク対女子多数というハーレム状態の合コンでもいいんですけど、怒って帰られること必至なんで、男子諸君、ビビッてないでレッツ応募! そして、もちろん女子もまだまだ熱烈募集中です! 参加希望・お問い合わせはこちらまで。
そして、その前に今週末、8月14日(土)深夜はロフトプラスワンで出会い系居酒屋プラスワンpresents「友達100人できるかな」なんで、お盆だっつーのにヒマでヒマでしょうがない人は是非カモン。
現在、品川プリンスホテルで開催中の「まんが道・藤子不二雄A展」に行ってきました。行く前は「どーせ、映画ハットリくん公開に便乗した一般人向けのメジャー感溢れるヌルーい展覧会なんでしょ!?」ぐらいの認識だったんですが、…イヤイヤ、素晴らしかった! 当然「ハットリくん」「怪物くん」「プロゴルファー猿」といった、表・藤子不二雄Aの作品も展示されていたんですが、それと同じくらいのスペースを割いて「魔太郎が来る」「ひっとらぁ伯父サン」「毛沢東伝」といった裏・藤子不二雄A作品もガンガン展示されているという、ハッキリ言って一般客おいてけぼりの、かなりマニアックな展示でした!
よく、藤子F不二雄は稀代のストーリーテラー、藤子不二雄Aは天才肌の芸術家と(ボクに)評されていますが、展示されているカラーの生原稿なんかを見ると、まさに「ああ、やっぱりAって漫画家というより芸術家だ!」と思わずにいられませんでしたね。…もちろん、イイ意味でですよ。なんというか「漫画家」というカテゴリーの中では語りきれない、爆発力を感じます。
例えば「プロゴルファー猿」。ボクはタイムリーに連載時に読んでいた訳ではないんで、白黒で印刷された単行本でしか読んだことがなかったんですが、これをカラーで見たら…もの凄いことなってますよ! 猿がボールを打って「ドッピュッ(ボールをインパクトした音)」「ギャーン! ギャーン! ギャーン!(ボールが飛んでいく音)」みたいな、よくあるシーン。これがカラーになると、芝生はまあ普通に緑なものの、空は猿の気迫を反映してか、もう真っ赤っか! 猿の顔は影で真っ黒だわ、「ギャーン!」と飛んでいくボールの効果線は真っ黄色、さらに「ドッピュッ」とばかりにインパクトされた衝撃を表す爆発マーク(なんて言うのかわからない)はどピンク! …みたいな、普通の漫画のセオリーから言ったら、編集者に見せた瞬間コークスクリューパンチをねじ込まれかねないような、キチガイじみた極彩色の原稿! …しかし、そんな前衛的な色の組み合わせでも、A先生の手にかかると、ちゃんと一つの絵として成り立っちゃうんですよ。…やっぱ芸術家だわ。
そんな感じで、それ以上にスーバラしかったのは、何と言っても「まんが道コーナー」! この世に数多くある漫画の中でも「まんが道」は、ボクにとって本当に特別な意味を持つ大切な作品の一つですからね。
ボクが小学生の頃、ドラえもんブームに牽引される形で、一大藤子不二雄ブーム(当時はまだコンビ解消していなかった)が巻き起こっており、月曜~土曜まで帯で「藤子不二雄劇場」という名前で様々な藤子アニメが放送され、もちろん金曜夜にはドラえもんのアニメ、さらに日曜の朝には再放送のドラえもんが放送、そして毎週金曜日には「藤子不二雄ランド」という藤子不二雄漫画全集が発売されるという、今考えると夢のような時代があったんですよ。そんな中で、ボクはガッチリ藤子洗脳され、起きている時間の半分くらいを藤子漫画を読むことに費やし、残りの半分の時間は、学習机の引き出しを開けたまま、ボケーッと中をのぞき込み、延々ドラえもんが未来の国からやって来るのを待っているという、完全ノイローゼ状態な少年時代を送っていたもんです。
そんな藤子ノイローゼだったボクが、藤子不二雄の自伝的漫画「まんが道」と出会ったのは必然だったんでしょう。藤子不二雄両氏の少年時代から始まり、青春期、漫画家に…と進んでいくという、ある意味文化少年のための熱血青春漫画である「まんが道」を読み、ボクの目の前の道はドッギャーン! と一気に広がりました。「ドラえもんをいつまで待っていても来ないんだ! だったらボクが漫画家になってドラえもんを描こう!」と決心したのです。それからのボクはまんが道をガンガン邁進…はしなかったんですが…、とりあえず、まんが道を読んで、心の中に沸き上がる熱い思いを上手く処理することが出来ないで、夜中に走り出しちゃうくらい、死ぬほど感動したボクは「漫画家は徹夜しなければならない」「漫画は親友と二人で描かなければならない」という、かなりの勘違い状態に陥り、机の引き出しをずーっとのぞき込むというライフスタイルはやめたものの、今度は、毎日毎日意味もなく徹夜をしてみたり、「ボクと一生を共に出来る本当の友達はどこにいるんだ…」なんて思ってみたりと、やっぱりノイローゼな日々を送るようになったのです。
…ま、それくらい「まんが道」が好きって事ですよ。
そんな、ボクの少年時代の中で確実に重要な位置を占めている「まんが道」…その生原稿が今、目の前に! …まんが道の中で、主人公・満賀道夫が神と仰ぐ手塚治虫先生の手伝いに行った時に、手塚先生の生原稿が光り輝いて見えた…という描写があるんですが、…まさにその状態! 光ってる光ってる! ビッカビカ輝いて見えましたよ!
<ここから先は、まんが道を読んでない人には全く意味がわからない内容になります…悪しからず>
そんな感じで、もう生原稿が展示されてるだけで、ウンコを垂れてしまいそうなほどカンゲキ状態なボクだったんですが、そんなおギンギンのテンションをさらに加速度的に急上昇させる、アッツアツの展示物がッ! 当然の事ながら「まんが道」は自伝的漫画って事で、ある程度演出は入っているものの、基本的には実際に起こった事を元にしたエピソードが満載なんですよ。…ということで「まんが道」に登場した実在のアイテムたちが展示されていたんですよ。藤子不二雄がトキワ荘に引っ越す時に、テラさんから送られた手紙、初めてもらったファンレター、新漫画党のメンバーたちが描いたA先生のポートレート…。ボク的には「これが本物のタイムマシンか!?」というのと同じくらいの感激ですよ! そして極めつけは、手塚先生がトキワ荘14号室を出て行く時に、次に入る藤子不二雄のため、自分の敷金と共に残していった愛用の机! まんが道の中でも満賀と才野は「ジャングル大帝も火の鳥も、この机で描かれたんだ!」と感激していたけど、ボクからしたら、手塚先生が愛用し、さらにその後、藤子不二雄の初期作品たちが描かれた机という、今やさらに価値のある一品! 何回も修理した跡が生々しく残ってたりして、ホント、藤子先生がどれほど大切にしていたかわかるというものです。…こういうものはね~、ホント、国が金出してちゃんと保管しといた方がいいっすよ。
…ところで。ボクがこんなにアッツアツな感じで夢中になって会場を巡っているというのに、どうもあんまり盛り上がっていない感じのお客さんが結構いたんですよね…。多分「藤子不二雄の展覧会」と聞いて「ドラえもん」を期待して来ちゃった親子連れが結構いたんじゃないかと…。「ドラえもんはどこ~?」みたいな子供の声が聞こえてきてたもんなぁ…。コンビ解消してから十何年も経ち、F先生がお亡くなりになってからも早八年…。今の子供たち的にはAもFもあんまり区別できてないんだろうな。「ヘェ~ッ。藤子不二雄って二人いたんだねー」なんて感心しているおばちゃんなんかもいたし…。さらに、その連れのおばちゃんは、トキワ荘のみんなが写っている写真を指さし「違うよ、藤子不二雄は三人いるんだよ。これが藤子不二雄でしょ、これが藤子不二雄Aでしょ、…それでこれが赤塚不二夫」…それはフジオ違いじゃ! ホント、その場で首根っこつかんで説明してやろうかと思いましたよ。
その逆に、一人で食い入るように生原稿等に見入っていた女の子がいたんですけど…本気で好きになりましたね。色白で地味~な感じの子なんですが、まんが道の生原稿を見つめる瞳はビックリするほどキレイでした。ボクは「まんが道」を心から愛している女の子とだったら、スゴイ幸せにつきあえると思うんだけどねぁ~…。よっぽど、その場でその子に声かけようかと思ったんですが…小心者なんでやっぱムリですね。
とにかく、今月の17日までの開催なんで、興味ある人は絶対行っておいた方がいいよ。ボクも、あまりに濃密な展示内容だったため、最終日にでももう一回行こうと思っています。まんが道をこよなく愛す女子の方、一緒に行きましょう!