夏の思い出・その1
ああ、もう世間の中高生のみなさんは夏休み終わってるんだね。10月過ぎまで夏休みをとるヒマもなさそうなボクとしては、全然季節感覚がなくなってたよ。で、どうでした? 一夏の経験とかあった? …まあないよなぁ~。ボクも、小、中、高、大学の夏休みを思い出してみても、一度も色っぽい思い出なんてないもんな。…イヤ、一回だけある…。おチンチンがガッチガチになるようなエロティックな夏の思い出…。
それは大学二年生の頃…。共学の、しかもメガロポリス・東京の大学に行き、独り暮らしを始めれば、そりゃあ自ずと彼女も出来て、セックスも出来て、童貞も卒業できると固く信じ込み続けて早一年。予想に反しまくって、彼女どころか、女の子の友達すら全くいないブルーな大学生活を送っていた。
ボクの行っていた学校には、毎年夏になると文化系サークルが合同で、館山にある学校持ちの施設に行って合宿するっていう、いかにも大学生! という感じのイベントがあった。ま、モテモテのヤツだったら、そんな泊まりがけのイベントともなれば、女の子と、それはそれはねんごろになって、なんならその合宿先でセックスとかしちゃえるような状況なんだろうけど、なんせ女の子の友達すらいない上に、男子高に通っていた後遺症で、未だに女の子の目を見て会話できないという重度のモテナイ病にかかっていたボクにとっては、そんなのおとぎ話の中の出来事のような、遠い世界の話だった。
しかし、今回の合宿に当たって、ボクと、ボクのモテナイ仲間である友人Tには一つの計画があった。それは…
女風呂覗き。
その合宿場には、一年生の時に一回行った事があったのだが、その時に偶然「ここに足場を作れば女風呂を覗ける」という神が与え賜うたミラクルなスポットを発見したのだ。さすがにその時は合宿の真っ最中だったため、女風呂の近くに足場なんか作ってたら覗くのバレバレなので断念したが、今年はみんなが来る前の日に現地入りして、あらかじめ足場を作っておき、バッチリ女風呂を覗いてやろうという、壮大にして完璧な計画を立てていたのだ。
前述の通り、女友達は全然いなかったので、知り合いとまでは行かないまでも、学校やキャンパス内で見かけたことがある女の子たちのおヌードを覗きまくれる…。これには興奮した。出発前からおチンチンがガッチンガッチンになっていた。ボクなんか、覗きのためにコンタクトレンズを新調しちゃったくらい気合いが入ってたからね。準備は万全。ボクとTは期待と股間を膨らませながら館山行きの電車に乗り込んだ…。







