ズッコケ中年三人組……
20代後半~30代くらいの、ボクと同世代の人なら小学校の頃に一度は読んだことがあるであろう児童文学「ズッコケ三人組」シリーズ。
細かい内容はさすがに忘れちゃったけど、ボクも結構何冊も読んでました。というか、小学校の頃、漫画ばっか(特に藤子不二雄)読んでたボクは字ィばっかの本って江戸川乱歩の「少年探偵団」と、この「ズッコケ三人組」くらいしか読んだ記憶がないですからねぇ。
そんな「ズッコケ三人組」シリーズも、今年頭くらいに発売したシリーズ50作目「ズッコケ三人組の卒業式」にて遂に完結していました。このニュースを聞いた時には「エーッ! 完結したんだ」というよりは、まだ続いていたのかという事にビックリしたもんですが、なんとこの度そんな「ズッコケ三人組」シリーズの続編の発売が決定したんだそうな。
「ズッコケ中年三人組」!!
……。
「ズッコケ中年三人組」って……。
普通、小学生が主人公のシリーズの続編だったら、せいぜい中学生か高校生になってるくらいのモンでしょう。それがイキナリ中年……。
1978年から書き続けられて2005年の完結までずーっと小学六年生のままだった三人なのに、時間の流れに逆らって老化を食い止めていた反動が出たのか、小学校卒業からたった一年足らずで一気に中年ですよ。正ちゃんやゴジラたちが一気におっさんと化していた「劇画オバQ」並の急展開!
さて、そんなズッコケ三人組がどれほど変わってしまったのかというと、オリジナルの方の「ズッコケ三人組」の解説は、
花山第二小学校6年1組のハチベエ、モーちゃん、ハカセの三人組のこと。なぜかい つもとっぴな事件やドタバタの冒険にまきこまれて(まきおこして?)しまうのだ。ズッコケながらも、持ちまえの前むきな元気さと、あつくてかたい友情によって、どんな困難にもたち向かい、解決してしまうのだから、スゴイ!!
こんな感じ。
あー、そうそう、こういうノリだったなぁ……。そんなユカイ痛快な活躍をしていたズッコケ三人組だったのに、ズッコケ中年三人組の解説を読むと、
「中年」の3人が住む06年の街は不況の波を受け、40歳前後の3人は家庭や仕事に悩みを持つ。やんちゃなハチベエはコンビニを経営する一方、スナックのママに熱を上げる。おっとり型のモーちゃんは勤務先が倒産してビデオ店でアルバイト中。理屈屋のハカセは教師になったが、学級崩壊状態だ。そこに小6時代に対決した窃盗犯が再び現れて――。
……不況、倒産、学級崩壊……なんか切ないっすね。ワクワクドキドキしながら「ズッコケ三人組」を読んでた子供がイキナリこれを読んじゃったら、ホント夢も希望もなくなりますよ。








