長く続いてりゃ駄作の回もあるよね、たまには
幸作といえば……今、テレビでは金八先生の第8シリーズがやっている。
大体いつもだったら金八の放送がはじまると、何だかんだで大騒ぎしているんボクなんだけど、今回は……うーん、イマイチ盛り上がっていないのだ。もうすぐ最終回という、例年だったらものすごく佳境に入っている時期なのに、全然盛り上がらないのだ。はじまる前は「放送開始直前スペシャル」とかを録画したりするほど、楽しみにしていたのになぁ……。
盛り上がっていない原因としては、武田鉄矢がさすがに年取り過ぎてて、ただのおじいちゃん先生になっている。家に帰って録画してあるのを見るのを待ちきれなくて、最近手に入れた携帯のワンセグで見ちゃってるので画面がちっちゃくて全然感情移入できない……等々、色々あるっちゃああるんだけど、根本的な問題として、話自体があんまり面白くないと思う。うーん、何ていうか……DA・SA・KU!?
第5、6、7シリーズでの、メイン生徒を中心にストーリーを進めていくという手法から、原点回帰して毎回生徒ひとりひとりにスポットを当てていきクラス全体を描いていく、というコンセプトに変えたのはいいと思うんだけど、ちょっとそれがから回っているというか……。生徒ひとりひとりを丁寧に描いていくにしては、それぞれの個性のつけ方が極端すぎるのだ。
まあ、今までも性同一性障害だったり、シャブ中だったりといった極端な生徒はいたものの、それはそのシリーズのメインの生徒だけであって、他の生徒はある程度問題を抱えていたとしても、基本的にフツーの中学生であり、それが感情移入につながっていたんだと思うけど、今回の第8シリーズは、いきなりクラスに黒人の子(!)がいたり、霊感のある不思議少女がいたり、校内で金貸し業をやってる子がいたり、国会議員の娘がいたり、オヤジ狩りしてる生徒がいたり……。どう考えても普通の中学生には感情移入できないだろうという生徒のオンパレード。
今回、脚本の小山内美江子が降板して新しい人が脚本を書いているんだけど、やっぱりその辺もデカイのかなぁとは思う。普通に見えて、ちゃんと個性のある生徒たちを30人近く描き分けるっていうのは難しいんだろうなあ。
とにかく、今回は視聴率も結構悪いらしいけど、がんばって第9シリーズ以降、金八の定年まではシリーズが続くように願うばかりです。
さて、駄作と言えば、「リボンの騎士」のリメイクも一部で話題になってたけど……なんじゃろコレ!?
確か「リボンの騎士」の主人公・サファイアって、設定としては男と女の心を併せ持って生まれて、体は女だけど男として育てられてきた……みたいなことだったと思うけど、この絵柄じゃあ完璧に女以外の何者でもないんじゃ……。
ちょっと前にやたらと色んな作家で「ブラックジャック」をリメイクしてた時期も、「こんなモン、やる必要あるのかな?」と思っていたけど、今考えればブラックジャックは一話完結のオムニバス・ストーリーなので、まだ新たなストーリーを作る余地があるのかなとも思うけど、連続したストーリーがすでに完成しているリボンの騎士は……やる必要あるのかな?
さらに、手塚プロでは現在、手塚治虫先生が残した漫画原稿すべてに着色してカラー化する計画なんかも進行してるんだそうで……。う~ん、手塚先生の原稿にさらに手を加える必要あるのかな?
まあ、手塚治虫の死後も手塚プロは存在し続けているわけで、こんなことしてでも残ってるスタッフを食わせていかなきゃならないんだろうけど……。(さらにはバカ息子&娘も食わせていかなきゃならなそうだし)
だったら、ヘタにリメイクとか作るよりは、「手塚プロ作品」ということで完全オリジナル作品に挑戦してもいいと思うんだけどなぁ……。天才亡き後に残された人たちっていうのもなかなかツライものはあるんだろうけどね。
まあ、どんなに続編がクソだったとしても、他の人の手によってリメイクされた作品がウンコだったとしても、ボクが好きだったオリジナルの作品の価値が変わるわけではないので、黒歴史は見なかったことにして愛し続けていこうと思います。







